ピンクのかわいいスターチスを見つけました。小学生の頃、麻紐でくくってドライフラワーを楽しんだのを思い出します。スターチスは、リモニウムとも呼びます。
ドライフラワーの定番として有名ですが、なぜドライフラワーによく使われるのでしょうか。実は、スターチス、ドライフラワーにしても色褪せないのです。ドライフラワーにすると、くすんでしまう植物が多いですが、スターチスは鮮やか。最近ではUVレジンに使われることもあります。
しかし、お花に見える部分は、ガクが発達したもの。お花はガクで、元から乾燥ぎみなため、ドライフラワーにしても色褪せないのです。
お花だと思った部分がガクなら、どこが本当のお花でしょうか。ガクの中によく見ると、白や黄色の部分がああり、それが本当のお花です。画像のスターチスなら、黄色がお花の部分です。意外でしょう?
スターチスは、冬の寒さにも比較的強く、育てやすいです。日差しを好みます。
また、海外では、かつては下痢止めの薬草として使われていたそうです。こちらも意外ですよね。是非スターチスを見つけたら、本当のお花の部分も観察してみてくださいね。