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執筆者の写真三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

本当のお花はどこ?かつては下痢止めにも使われたスターチス


ピンクのかわいいスターチスを見つけました。小学生の頃、麻紐でくくってドライフラワーを楽しんだのを思い出します。スターチスは、リモニウムとも呼びます。


スターチス

ドライフラワーの定番として有名ですが、なぜドライフラワーによく使われるのでしょうか。実は、スターチス、ドライフラワーにしても色褪せないのです。ドライフラワーにすると、くすんでしまう植物が多いですが、スターチスは鮮やか。最近ではUVレジンに使われることもあります。

しかし、お花に見える部分は、ガクが発達したもの。お花はガクで、元から乾燥ぎみなため、ドライフラワーにしても色褪せないのです。

お花だと思った部分がガクなら、どこが本当のお花でしょうか。ガクの中によく見ると、白や黄色の部分がああり、それが本当のお花です。画像のスターチスなら、黄色がお花の部分です。意外でしょう?

スターチスは、冬の寒さにも比較的強く、育てやすいです。日差しを好みます。

また、海外では、かつては下痢止めの薬草として使われていたそうです。こちらも意外ですよね。是非スターチスを見つけたら、本当のお花の部分も観察してみてくださいね。

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