先日ハクモクレンをご紹介しましたが、こちらはコブシです。ハクモクレンに似ていますよね。コブシの花弁は6枚のお花です。つぼみは、鼻炎や鼻づまりなどに効果があり、漢方にも使われています。香水の原料になったりもして、色々なことに利用されています。
花が咲く時期がハクモクレンと重なるため、よく両者は間違われてます。
ハクモクレンお花が上を向いて咲くのに対して、コブシは横に向いて咲いたりもします。また、花弁がコブシは6枚ですが、モクレンはもう少し花弁が多いです。ふんわりして肉厚な花弁なのがハクモクレン、ひらひらっとしているのがコブシと覚えると区別しやすいですよ。
農家さんは、コブシの咲き具合に応じて種をまいたりするようで、農作業の目安としてコブシを見ることがあるそうです。コブシが咲くのを目安に里芋の植え付けに着手することから、芋植え花とも呼ばれるそうです。