ケイトウの花を見るとあなたは何を思い出しますか?筆者はニワトリのトサカを思い浮かべてしまいます。しかも赤いモコモコとしたケイトウなら更に。
やはりケイトウは漢字で「鶏頭」と書くのでトサカという意味になります。ギリシャ語での意味は「燃える」ですので真っ赤なケイトウの花の色や形が炎を連想させるのでしょうね。
ベルベットのような質感で、花自体は高級感に溢れている感じがします。とにかく目立ちます。
種から植えるときは光を嫌いますので、ちゃんと土をかぶせて植えてください。そうしないと発芽しません。そして移植を嫌いますのであまり植え替えはしないで下さい。そして土はアルカリ性を好みます。
花言葉は「個性」「気取り屋」「おしゃれ」などです。高級な帽子をかぶった品のある花のように見え、凛とした感じからおしゃれで気取り屋などという花言葉になったのでしょうか。
アフリカや東南アジアなどは、ケイトウの葉や花を食べています。あの重たい質感たっぷりの花を。まあ日本でも昔は食用として栽培されていた頃もあったのですが。あく抜きをして、若い芽や葉を調理して食します。食べられるのですが筆者は多分花は・・・無理ですね(汗)。
でも薬効があり、下痢止めにもなり子宮の出血にも効果がありますし凍傷にも効きます。花弁は染料にも使われていました。
ケイトウは色々な俳人たちから句が読まれています。夏目漱石・小林一茶・与謝野蕪村など。とても人気が高い花だったことが分かります。
ケイトウは種類も豊富なので、秋の代表的な花としてあなたも1株植えてみませんか。
この記事を読んだ人におすすめです^^
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