カランコエの花言葉と育て方|花後の切り戻し・短日処理・冬越しを解説
- 飯島 一郎

- 2025年11月19日
- 読了時間: 4分
更新日:6月4日
カランコエは、マダガスカル原産のベンケイソウ科多肉植物です。1月〜5月頃に赤・白・ピンク・オレンジなど色鮮やかな花を咲かせ、乾燥に強く育てやすいことから室内植物として人気があります。花言葉は幸福を告げる。贈りものにも人気の植物です。

花の色やスタイルはバリエーション豊かで、定番の一重咲き、華やかな八重咲き、ベル型など新品種も次々と登場しています。世界では200種類以上の品種があり、ガーデニングショップやホームセンターでも手軽に入手できます。
乾燥気味に管理するのが性質に合っており、水やりの手間がかからないのも魅力のひとつです。花期が長く、室内のディスプレイや職場の緑化にも広く活用されています。
カランコエの基本情報
学名:Kalanchoe / ベンケイソウ科 カランコエ属(リュウキュウベンケイ属)
原産地:マダガスカル。フランスの探検隊が現地で発見し、ドイツで品種改良が進みました。日本には昭和初期に渡来し、当初はベニベンケイと呼ばれていました。
草丈:10〜50cm / 開花期:1月〜5月頃(品種により異なります)
知っておきたい豆知識
カランコエは落ちた葉の先から新しい芽を出す強靭な繁殖力を持ちます。この性質から子孫繁栄・子宝のシンボルとして扱われ、子宝草とも呼ばれています。また短日植物の特性があり、日照時間が12時間以下になると花芽が形成される仕組みです。

よくあるご質問
カランコエの花が終わったらどうすれば良いですか?
花茎を根元から切り取ります。再び花を咲かせるには短日処理が必要です。10〜11月頃から1日12時間以上の暗室に置く管理を1〜2か月続けることで花芽が形成されます。
水やりはどのくらいの頻度が適切ですか?
土が完全に乾いてから水を与えるのが基本です。多肉植物のため乾燥に強く、過湿が最大の敵です。冬は特に控えめにし、受け皿に水が溜まった状態を長く続けないようにしてください。
室内で育てるのに最適な置き場所を教えてください。
日当たりの良い窓辺が最適です。真夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しの光が理想的です。冬は5度以上の室温を保てる場所に置いてください。
カランコエの花後の切り戻し方法
花が終わったら、花茎を葉のすぐ上(葉の付け根から2〜3mm上)でカットします。「どこを切っても大丈夫」と言われることもありますが、切った位置の最も上の葉の脇から新芽が出るので、株の形を整えながら切る場所を決めると良いでしょう。
切り戻しの時期は5〜6月の開花後が基本です。数年育てると株元が木質化してくることがありますが、そのときは緑の茎に変わる部分から10cm上を目安にカットします。切り戻し後は1ヶ月ほどで新芽が伸びてきます。

翌年も咲かせる短日処理のやり方
カランコエは短日植物です。日照時間が12時間以下になると花芽が形成される仕組みのため、室内の明るい場所に年中置いていると花が咲かないことがあります。
短日処理の手順は以下の通りです。7〜8月頃から、夕方17〜18時にダンボールや黒い布をかぶせ、翌朝7〜8時まで光を完全に遮ります。これを30〜40日間毎日続けることで花芽が形成されます。花芽が確認できたら短日処理を終了し、通常管理に戻します。
冬越しのコツ
カランコエはマダガスカル原産のため寒さに弱く、気温が10℃を下回ったら室内に取り込みます。5℃以下になると株が弱ったり枯れたりするリスクがあります。三重県の気候では11月中旬〜3月は屋外での管理は避けた方が安全です。
冬の室内管理の注意点は2つあります。1つは水やりを控えること。気温が10℃以下では土が乾いてから4〜5日後に水やりをする程度に抑えます。もう1つはエアコンの風を直接当てないこと。急激な乾燥で葉がポロポロと落ちやすくなります。

よくある失敗と対処法
茎がひょろひょろと徒長してしまう原因は、ほぼ日照不足です。窓辺の明るい場所に移動させ、真夏はレースカーテン越しの光が理想的です。徒長した茎は切り戻しで整えます。
葉が黄色くなる場合は過湿が主な原因です。カランコエは多肉植物のため、土が完全に乾いてから水やりをすることが基本です。受け皿に水を溜めたままにしないよう注意してください。
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