数字の9は縁起が良い?悪い? 9/9重陽の節句 菊と栗
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 1 日前
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9月9日は重陽の節句と呼ばれる季節の節目行事。1月7日「人日(じんじつ)の節句」、3月3日「上巳(じょうし)の節句」、5月5日「端午(たんご)の節句」、7月7日「七夕(しちせき)の節句」、そして9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」、の5つを五節句といいます。

重陽の節句は季節の植物に由来する「菊の節句」でもあり、菊を愛でる風習のひとつとして菊の花を漬け込んだ「菊酒(きくざけ)」や菊の花を料理として食すことも。
さらに江戸時代には旬の栗も加わり「栗ごはん」も登場。現在でもこの時期だけの特別な栗和菓子を販売するお店もあるようですよ。
さて、9月9日は、一番大きな奇数「9」の重なる日。中国で奇数は「陽」の数字とされるので陽の重なる「重陽」となるわけです。中国では数字の9も縁起が良い数字として扱われているようですね。
日本での「9」はというと、「九」=「く」の読み方から「苦(く)」に繋がり、あまり良い数字とはされません。縁起を担ぐホテルやマンションの部屋番号に4(=死)や9を使うことを避けるところもあります。
とはいえスポーツ界では野球は9人で9回、サッカーは90分、ゴルフはハーフ9ホールでフルが18、不思議と9という数字は多い。
日本語の読み方から縁起が悪い印象になってしまったとしても、世界全体でみれば1桁の数字の中で最大級の9、どちらかといえば完成形として縁起のよい数字の扱いを受けている印象です。数字の縁起良し悪し、みなさんはどう感じますか?
栗:ブナ科クリ属 原産地:日本・朝鮮半島
落葉性の中高木 8月下旬~11月上旬に収穫期となる耐寒性耐暑性のある強い樹木です。