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美しき青い悪魔ウォーターヒヤシンス。その厄介者植物が人気雑貨にホテイアオイ

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 9月30日
  • 読了時間: 2分

水辺に浮んで育つ布袋葵(ホテイアオイ)。淡い青紫色の可憐な花も涼し気で、夏の景色を彩ってくれる植物です。

美しき青い悪魔ウォーターヒヤシンス。その厄介者植物が人気雑貨にホテイアオイ

メダカの水槽や家庭の池に浮かべて楽しむ定番の水草として、ビオトープにもよく利用されています。日本には明治時代に鑑賞用として渡来したようですが、その繁殖力の強さでほぼ野生化し帰化植物となりました。


水槽や池の水質改善に役立つ一方、とにかく強く繁殖力が高いことで増えすぎて生態系に影響を及ぼす厄介者としての一面も。国の「生態系被害防止外来種リスト」では重点対策外来種に指定されています。


その水辺を埋め尽くしてしまう大量繁殖のパワー、厄介さから「青い悪魔」の異名も持ち、全国各地でホテイアオイの除去作業には大変な労力と費用がかかっているようです。


不要な草を川や池に捨ててしまうと大変なことになってしまうので絶対にやめましょう。


そのホテイアオイの英名はウォーターヒヤシンス。最近よく見かける名称だなぁと思っていたら、大手生活雑貨のお店やネット上ショップでもウォーターヒヤシンスのカゴや収納雑貨の販売が増えていました。


ナチュラルで素朴なバスケットやトレーなどは、見た目もかわいい雑貨として人気があるのだとか。


ホテイアオイの茎は軽くてしなやかな材料となるので、活用の場が増えてきたようです。

厄介者としても扱われる美しき危険な「青い悪魔」ですが、暮らしに役立つ活用方法が広ま

り環境保全に繋がってうまく共存できるとよいですね。


ホテイアオイ(布袋葵):ミズアオイ科ホテイアオイ属 原産地:南アメリカ

別名:ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス 開花期は6~10月

 
 
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