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菰野町にて夏の庭手入れ2件。アベリアに来たナミアゲハと、満開のシマトネリコ(2026年7月)

  • 執筆者の写真: 飯島 一郎
    飯島 一郎
  • 3 時間前
  • 読了時間: 2分

朝、三重県菰野町のお庭に伺いました。今日は2件のお庭を回る一日です。


アベリアの生垣の徒長枝を剪定する様子

まず一件目。芝の手入れと除草、樹木の軽剪定から始めます。アベリアの生垣は、この時期になると枝が四方に伸びて花をつける。


放っておくと形が崩れるので、伸びすぎた枝を整理していきます。


合わせて、アジサイとコバノズイナも伸びた枝を軽く整えました。コバノズイナは花後にできる実が蒴果で、熟すと縦に裂けて種子をこぼします。アジサイの剪定適期や花言葉について詳しくは、こちらのガイド記事「梅雨に咲くアジサイ(紫陽花)いろいろガイド|種類・花言葉・剪定まで」でも紹介しています。



作業をしていると、白い花にナミアゲハが来ていました。


アベリアの花で蜜を吸うナミアゲハ
ナミアゲハの正面アップ、花にはアブラムシも

剪定バサミの音のすぐそばで、蝶は逃げる様子もなく花に夢中でした。


手入れをする庭は、同時に虫たちが暮らす庭でもある。刈り込みながら、そのことを思い出させてもらいます。


ナミアゲハの幼虫が食べるのはミカン科の葉(ミカン・ユズ・サンショウ等)で、アベリアの葉ではありません。


今日訪れていたのは成虫で、花の蜜を求めてアベリアに立ち寄っていただけです。幼虫の食草にはならなくても、花の蜜場としてこの庭は役に立っている。そんな小さな共生が、剪定の手を止めさせてくれました。


芝生と雑木、山を望む庭の眺め

この庭の芝は高麗芝。夏はぐんぐん伸びるので、本来なら週に一度は刈り込みたいところです。芝の手入れと除草を終える頃には、庭全体がすっきりとしていました。


木々越しに家を望む庭の様子

庭のあちこちで、夏の実りも進んでいます。


夏の庭で赤黒く色づいた実

一件目を終えて、二件目のお庭へ。こちらは庭全体の除草が今日の作業です。


砂利敷きの広い庭の真ん中で、シマトネリコが満開でした。房状の白い花が枝いっぱいに咲き、木全体がふわりと白く霞んで見えるほどです。その根元にしゃがみ込んで、一本一本雑草を抜いていきます。


シマトネリコの開花期は5月下旬から7月上旬とされ、今年もちょうどこの時期に見頃を迎えたことになります。


常緑樹でありながらこれだけ花が目立つのは意外と知られていません。


手水鉢と焼却炉のある庭でシマトネリコの根元を除草

同じ一日の中でも、庭ごとに表情がまったく違います。


一件目は芝と雑木、蝶が舞う庭。


二件目は砂利と石、満開の花木が主役の庭。


庭は同じように手入れをするものではなく、その庭ごとの呼吸に合わせて手を入れるものだと、こういう日に思い出します。





 
 
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