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最後のお手入れ10年お世話になったシマトネリコへ

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分

もし生まれ変わるなら、また木になりたいですか?


そう問いかけながら、今日はシマトネリコの手入れをしました。10年お手入れさせていただいてきたお庭。


このシマトネリコは、7月に抜根の予定です。


シマトネリコ株立ち全景 手入れ前

最後だから、いつもどおりに


株立ちで複数の幹が立ち上がり、10年かけてこれほど大きくなりました。7月に抜根の予定があり、今日が最後の手入れになります。とても素性が良い子です。


シマトネリコ別角度 株立ちの幹と葉

抜根のことを考えると、バツバツに切ってしまった方が後の作業はずっとやりやすい。


でも、それができませんでした。


あともう少し華を持たせてあげたい。


そんな気持ちで、いつもどおりのお手入れを選びました。


シマトネリコ手入れ作業中 枝の透かし

シマトネリコという木のこと


シマトネリコはモクセイ科トネリコ属の半常緑高木です。細い幹が株立ちで複数本立ち上がる樹形が特徴で、爽やかさと透け感があり、庭木として人気の高い樹種のひとつです。


シマトネリコ手入れ 細い枝の処理

成長がとても速い木です。年間に50センチ以上伸びることも珍しくなく、だからこそ10年でここまで大きくなりました。適切に管理できれば、とても綺麗な木です。


シマトネリコは場所にもよりますが年2回の管理が理想的です。成長が旺盛な分、放置すると手に負えないほど大きくなりますが、逆にいえば、それだけ生命力のある木でもあります。


カブトムシが集まるのも、このシマトネリコの特徴です。樹液が豊富で、株立ちの根元の空間が昆虫たちの場所になる。ひとつの庭木が、小さな生態系を抱えています。


シマトネリコ株立ち — 細い複数の幹が光の中に立つ墨絵

またシマトネリコになりたいと思ってもらえたら


この木がまた木になりたいと思ってくれるような気持ちで仕上げたかった。


10年一緒にいた木への、最後の贈り物として。


シマトネリコ手入れ後 アフター全景

丁寧に透かし、枝の流れを整え、いつもどおりに仕上げました。後の作業の都合よりも、今この木が美しくいられることを選びました。


シマトネリコ手入れ完成 株立ちの仕上がり


最後まで華を持っていて。



樹種:シマトネリコ(株立ち)

作業内容:お庭全体手入れ(透かし剪定・枝整理)

場所:三重県鈴鹿市

施工日:2026年5月24日


 
 
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