初夏の訪れを告げる庭木たち - 五月のお庭管理作業
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 12 時間前
- 読了時間: 2分
5月中旬にお伺いさせていただいたお庭で心地よい風が吹くお手入れ日和でした。

初夏の息吹を感じる季節となり、庭の木々たちも生命力あふれる姿を見せています。

なるべく濃いめに枝を残して森の中にいるようなイメージで仕立てています。
玄関前のモミジと裏庭のコハウチワカエデには軽剪定を施し、新芽の成長に合わせて樹形を整えました。この時期の軽剪定は、木々の自然な姿を尊重しながらも、夏に向けての生育を促す大切な作業です。
お庭全体は手取りによる除草と落ち葉掃除を行いました。手取り除草で少しずつお庭がきれいになると、とても嬉しい時間です。アベリアの徒長枝も取り除き整えました。

少し前から取り入れている竹筒には追加の施肥として、微生物の力を活かしたバイオチャコール、有機質豊かなバーク堆肥、そしてカニ殻を施しました。これらの資材は土壌の生態系を豊かにし、植物が本来持つ生命力を引き出します。玄関前の鉢植えバラとアジサイには、病害虫予防のための消毒を行い、芝生と砂利部分には適切な除草対策を施しました。


庭を彩る植物たちも季節の移ろいを教えてくれます。シランの紫色の花が風に揺れ、ヒメウツギの白い花も可憐な姿を見せています。


ヤマボウシも白い花を咲かせ、コバノズイナも開花間近となりました。

ジュンベリーはすでに実を付け始め、夏へと向かう庭の時間を刻んでいます。
私たち剪定屋空は、お客様の庭にある物語を大切にしながら、自然と人の調和を目指した庭園管理を心がけています。季節ごとの適切な管理で生命力あふれる庭の姿を守り育てていきたいと思います。

これからも植物たちの声に耳を傾けながら、三重県のお庭にお伺いしてまいります。