夏の植物というと、ヒマワリを想像する方がいますが、サルスベリもしっかり咲いています。先日、幹についてはご紹介しました。
つるつるの幹が特徴のサルスベリ、猿でも滑ってしまうのは?ということからその名前がついていますが、実際猿は滑らず、すいすい上っていくとのこと。さて、お花について今回はご紹介します。
画像のようなピンクのお花が咲くイメージですが、白もあります。くしゅくしゅっとしたお花が咲くのが特徴。円錐花序で咲くので、あちこちにお花が咲いて見えます。
円錐花序、少し難しいのですが、簡単にご説明すると・・・花序とはまずお花の付き方です。枝に1つしか花を付けないものや、垂れさがって花を咲かせるものなど花の付き方は複数あります。円錐花序は、枝分かれした先にお花をつけ見栄えの良い咲き方をし、遠目で見ると円錐型にお花をつける咲き方をします。
さて、詳しい花の付け方はここまでにして、サルスベリのお花の花弁って何枚だと思いますか?
くしゅくしゅしてるので、カーベラみたいに花びらが独立して見えませんよね。しかも、サルスベリは目線より高い位置で咲くため、花弁の枚数をあまり気にしない方が多いかと思います。
・・・実は、花びらは6枚です。お近くで見つけたら是非数えてみてくださいね。つるつるの幹も観察すると楽しいですよ。