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2026年の土用と間日はいつ?お盆の時期に庭仕事をしてよい日

  • 執筆者の写真: 飯島 一郎
    飯島 一郎
  • 2024年8月4日
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前

お盆と土用の庭仕事:伝統と現代の調和

お盆や土用の時期に土をいじってはいけない。そう聞いたことのある方は多いと思います。


ただ、いつからいつまでなのか、何をどこまで避ければよいのかは、意外と知られていません。


三重県で庭のお手入れをしていると、この時期に必ずご相談をいただきます。今年の日付とあわせて整理します。


夏の日本庭園の墨絵 松と石灯籠 土用の庭仕事 剪定屋空

2026年の土用は、いつからいつまでか


土用は年に4回あります。立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前、約18日間です。夏だけのものではありません。


2026年の夏の土用は、7月20日(月)から8月6日(木)まで。土用の丑の日は7月26日(日)でした。


秋の土用は10月20日(火)から11月6日(金)までです。庭の植え替えを秋に考えている方は、この期間が関わってきます。


間日(まび)という抜け道


土用の期間中でも、土をいじってよい日があります。間日と呼ばれる日です。土を司る神様である土公神(どくじん)が天上へ行かれるため、地上を離れている。そういう考え方によります。


2026年 夏の土用の間日は、7月21日(火)、7月28日(火)、7月29日(水)、8月2日(日)の4日です。


秋の土用の間日は、10月24日(土)、10月26日(月)、10月28日(水)、11月5日(木)です。

間日は季節ごとに割り当てられた干支の日を指します。夏は卯・辰・申の日、秋は未・酉・亥の日です。毎年日付が変わるのは、このためです。


鉢植えに水をやる手の墨絵 間日の庭仕事 剪定屋空

なぜ避けられてきたのか


理由は一つではありません。仏教の考え方では、先祖の霊を乱さないため。農作業の面では、夏の土用は暑さが最も厳しく、作業そのものが体に危ない時期です。夏バテという言葉が生まれた季節でもあります。


衛生面もあります。冷蔵も抗生物質もなかった時代、夏に土を掘り返して傷を作ることは、今より重いことでした。


つまりこの慣習は、迷信というより、やめておいたほうが体にいい時期を、覚えやすい形にしたものです。土用の丑の日にうなぎを食べる習慣も、同じ発想から生まれています。


庭師としての実務的な見方


大規模に土を動かす作業は、この時期に避けるのが理にかなっています。理由は言い伝えではなく、木のためです。


真夏の植え替えや移植は、根を切ったあとに水を吸い上げられず、木が弱ります。掘り返した土は乾きが早く、細い根が傷みます。地温も上がっているので、根が呼吸しにくくなります。


一方で、避ける必要のない作業もあります。水やり、軽い除草、落ち葉の片づけ、鉢の移動。これらは土を掘り返しません。


消毒や薬剤散布は、気温が30度を超える時間帯を外してください。薬害が出やすくなります。朝の早い時間か、夕方に回すのが基本です。


剪定については、夏の強剪定は避けます。枝を大きく落とすと、幹に直射日光が当たって幹焼けを起こします。透かす程度に留めるのが安全です。


お盆の時期の庭仕事


お盆は地域によって時期が異なります。三重県では8月13日から16日が一般的です。


この時期は、土をいじるかどうかより、お客様がお参りに来られることのほうが実務では大きい問題になります。玄関まわりの草を取り、園路を掃き、生垣の飛び出しを整える。土を動かさずにできることで、お迎えの支度は十分に整います。


先祖から受け継いだ土地を手入れすることが、供養にならないはずがありません。避けるべきは大きく土を返すことであって、庭を大切にすることではない。私たちはそう考えています。


よくあるご質問


Q. 土用の期間に、どうしても植え替えが必要になったらどうすればよいですか。


A. 間日を選んでください。2026年の夏なら7月21日・28日・29日・8月2日、秋なら10月24日・26日・28日・11月5日です。ただし気にされない場合でも、真夏の移植は木にとって負担が大きい作業です。可能なら秋の彼岸以降まで待つほうが、木は確実に楽になります。


Q. 鉢の植え替えも避けたほうがよいですか。


A. 土用が指しているのは地面を掘り返す作業です。鉢は土を動かしますが、地面ではありません。気になる方は間日に行ってください。ただし真夏の植え替えが根に負担なのは、鉢でも同じです。


Q. 草取りはしてもよいのですか。


A. 手で抜く程度なら問題ありません。ただし夏の草取りは熱中症の危険があります。朝の涼しい時間に、短い時間で切り上げてください。無理をするくらいなら、涼しくなってからで構いません。


Q. 土用は夏だけではないのですか。


A. 年に4回あります。立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前、約18日間です。夏の印象が強いのは、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が広く残っているためです。


庭の年間管理については、剪定屋空の年間管理サービスをご覧ください。土用やお盆の時期を含めて、年間の作業計画をご相談いただけます。

三重県菰野町を拠点に、庭木の剪定・伐採、竹林整備、里山再生を行う剪定屋空です。庭の一本の木から、里山の森まで。木を尊ぶ気持ちを大切に、ひとつひとつの現場に向き合っています。



日付について


2026年の土用の期間と間日は、複数の暦資料で照合して記載しました。地域や流派によって解釈が異なる場合がありますので、気になる場合はお住まいの地域の慣習に合わせてください。

 
 
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