イチイは常緑樹の高木で、その園芸品種として作られたのが低木のキャラボク。
どちらも成長がゆっくりで管理もしやすく、日向でも日陰でも育ち
虫が付きにくいので庭作りには最適です。
昔は庭にイチイやキャラボクを植えると疫病を除くと言われていたようで、
古い民家の庭や、田舎の庭にはよく植えられています。
3月から4月にかけて可愛らしい花を咲かせ、赤い実がなります。
イチイもキャラボクも成長が遅いので、新芽が出終わる5月から、6月頃に1回、
葉っぱが伸びきった9月から10月頃に揃える程度に剪定をしてやると、
一年中綺麗なキャラボクを観ることが出来ます。
もちろん一年に1回、盛夏を除いて剪定をしてやるだけでも大丈夫。
玉散らし仕立てや生け垣によく似合う木です。
トピアリーとして形を工夫して可愛く刈り込む事だって可能なんですよ。
可愛らしく刈ってオリジナルな庭飾りを作るのも素敵ですね。
トピアリー樹木を刈り込んで,立体的に仕立てた造形物の総称。原義は「装飾庭園」「装飾的な刈り込み」
ソライター 山桃桜
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