「葉ざし」って聞いたことありませんか?多肉植物は、種類によっては葉が落ちやすく、ぽろぽろっと落ちてしまうことがよくあります。落ちた葉は捨てずに置いておくと、根や芽が出てくるんです。これを「葉ざし」と言います。多肉植物の増やし方には、葉ざし、挿し木、株分けがありますが、最も手軽なのがこの葉ざしです。
写真上、ピンクの葉はアメジスチヌムという多肉の葉っぱです。葉っぱの先にぷくっと丸いものが出ていますね。あれが赤ちゃん葉っぱです。元の葉の栄養を元に成長していきます。やがて根が出て、ゆっくりですが大きく成長していきますよ。
増やすことができるのも大きな楽しみのひとつですね。
◎葉ざしで気を付けること
葉ざしを行う時のポイントなのが、葉っぱをいきなり土に植えてしまわないこと。根が出る前に土に植えてしまうと、葉っぱが腐る原因になります。
土の上に転がすか、土でない場所でもそのまま置いておくだけ。早いものだと一週間程度で、葉っぱの先から根がでてきます。根より先に葉が出てくることもあります。根が十分に出たら、土を薄く根の部分に(葉全体ではありませんよ)かぶせます。数日したらそっとお水を少量あげてくださいね。
◎発根しやすい多肉から挑戦して
多肉植物の種類によって、発根しやすいものしにくいものがありますが、一般的にセダム類、虹の玉やオーロラなどはとても発根率が高いです。虹の玉にいたっては100%に近い確率で発根します。ぜひチャレンジしてくださいね。
慣れてくるといろいろな多肉で挑戦したくなりますよ。春か秋がおすすめの季節です。
Nahokko
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