小さな白い花が群生して咲いている景色は、花の間を小さな白い蝶々がヒラヒラと舞いながら遊んでいるような可憐な美しさがあります。
暑さや寒さにも強く、開花時期も5~10月と長く、草の丈も品種によって選ぶことが出来るので、最近は花壇やプランター用にも人気があります。
横に広がらない性質で、寄せ植えをしてもバランスが保てるのも魅力的。
そんな「白蝶草(ハクチョウソウ)」日本名は可愛い蝶のような花姿から名付けられていますが、学名の「ガウラ」はギリシャ語で立派という意味の「gauros」が語源なんだそう。
繊細なのに、他の花に負けずに咲くそんな花の生命力を表現して名付けられた名前でした。
お日様が好きなハクチョウソウは日当たりと水はけの良い場所で、スクスク育ちます。
そんなハクチョウソウの花言葉は「清楚」「負けず嫌い」「我慢できない」「行きずりの恋」
最後の言葉は花から花へ飛び移る蝶のような外見から付けられた言葉です。
秋を感じる日差しのもとに、ハクチョウソウが小さな秋を連れてきます。