三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空2021年12月29日似ているけれど否、ホオズキにあらず「イヌホオズキ」晩秋にポットの隅からひょろりと伸びた茎がでて、ナスのような小さな花が咲いていたので気になってそのままにしていたのですが、その後、小さな丸い黒っぽい実がなっているのを発見。白く小さな花と艶消しの黒い球形の実が可愛らしい植物です。 何の植物かと調べてみたところ、ナス科・ナス属の「イヌホオズキ」のよう。特に植えた覚えもないので、どこからか種が飛んできて育ったのでしょう。 別名「コナスビ」「ウシホオズキ」「クロホオズキ」「バカナス」とも呼ばれ、「イヌホオズキ」の犬(イヌ)=役に立たない、ホオズキに似ているけれど、ホオズキのように役に立たない…という意味合いもあるようです。 犬には失礼な気もしますが…、植物名にイヌの付くものは以外と多く、動物の犬に似ているわけでもないのに、イヌザンショウ、イヌツゲ、イヌビワ、イヌガシなどなど…。 どの植物名の「イヌ」も○〇の植物に似ているけど、異なるもの、○〇のように役に立たないもの、という意味があるという説、または否(イナ)がイヌに変化した、という説もあるようですね。 イヌホオズキは、かなり古い帰化植物でほぼ日本全域に自
三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空2021年12月23日ふわふわのトサカ。冬でも色鮮やかな楽しい花「ケイトウ」元来は夏の花の代表各でもあった「ケイトウ」ですが、秋冬にも店頭で見かけるようになりました。 品種改良が進み、炎のような真っ赤な色、ピンク、白、オレンジ、黄色、グリーンなど花色も豊富、夏以外の季節にも楽しめる品種が増え、秋から冬、12月にもクリスマスをイメージできそうな鮮やかな花が並んでいます。 画像の花はガーデニングショップで「ハッピーキャンドル」と名付けられていた種類。ハッピーキャンドルは品種名というより小さめの色々なカラーのケイトウをミックスさせた寄せ植えの総称ようです。 赤はまさに火のように、イエローやオレンジもロウソクの火を思わせるカラー、葉っぱの緑に映え、見ているだけで元気をもらえそうな花ですね。 ヒユ科ケイトウ属、原産国はアジア、アフリカの熱帯地方、インドなどですが、日本に伝わったのは奈良時代といわれ、万葉集に歌が詠まれるなどなかなか古い歴史をもつ花でもあります。 ニワトリのトサカに似ているので、鶏冠花(ケイカンカ)、かつては染物に使われたことから韓藍(カラアイ)など別名も。 フリルのように波打つ花が印象的なトサカ系、羽毛のようなふわ